天下の大祭…信濃国一之宮「諏訪大社」・御柱祭のご案内

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御柱祭

御柱祭り

 御柱祭 式年造営御柱大祭

木落し川越し

七年に一度十二支の寅と申の年に行なわれる、諏訪大社最大の祭りです。

正式名は「諏訪大社式年造営御柱大祭と言います。

千二百年前、平安時代からの伝統的な天下の祭典で、2ヶ月に渡る雄大な規模の豪壮な行事です。
諏訪大社は、昭和21年までは「官幣大社諏訪神社」と称されておりました。
現在は、「信濃の国一之宮諏訪大社」と申します。
二千年前に建造されたと推定され、最古の神社に数えられております。
北海道から九州まで全国に分社が一万有余有り、その総本社となります。
諏訪大社には上社と下社があります。上社は本宮と前宮に、下社は秋宮と春宮に分かれています。
この社殿の4角に御柱を建て替えるために行なわれるのが御柱祭です。

建て御柱

長さ17M、直径1M、重さ13トンの、モミの巨木16本を、車もコロも使わず人力のみで引きずり運ぶ、原始的な行事です。
丸太の上に人が乗ったまま、急坂を落としたり、川の中を渡ったり、 怪我人が出ないのが不思議と言われる程、荒々しく勇壮な行事として有名です。
数十万人の観衆の動員があり「人を見るなら諏訪の御柱へ行け」と言われております。  四月から始まる「山出し」の「木落とし」(写真左上)「川越し」(写真右上)は迫力満点で、最大の見せ場です。

「里曳き」は建て御柱(左)と華麗な祭典絵巻(右)が繰り広げられます。
  武田信玄と諏訪神社・御柱の本質と伊勢神宮 ⇒


 

 【信濃国一之宮】 7年に一度・天下の奇祭

正式名称は、式年造営御柱大祭と言います。
式年とは、決まった歳月の事を言い、伊勢神宮の遷宮は20年に一度であり、諏訪大社は7年目ごと寅年と申年と決まっております。
かっては、諏訪大社の全ての建物を新築しておりました。
現在は、宝殿のみ新築し、御柱の挽き立てを行っております。【左写真=宝殿】
萱葺き屋根に神明造りという伝統的な建築の宝殿は、古来より氏子崇拝者からの尊い浄財により、造営を繰り返してきました。
宝殿は上社本宮と下社春宮秋宮にそれぞれ二棟ずつ、計6棟あります。
この内、片方ずつ3棟を御柱祭毎に建て替え、その中に納められている御霊代(みたましろ=御神霊がこもる最も尊い物)を旧殿から新殿へ遷座します。
清浄を好む神様に真新しい御簾(みす)や帳(とばり)などの調度品で装飾された綺麗な神殿に遷座する事によって、新たに広大な力が蘇り、人々を守ります。

建て御柱建て御柱

この造営に合わせ、御柱と呼ばれるモミの大木の挽き立てが行われ、各社殿の4隅を囲うように新しい御柱が聳え立ちます。
神社のお祭りは必ずお清めとお祓いから始まります。
もしも身の回りに不幸があった時は、自宅の神棚のお祭りやお参りを10日間控え、鳥居をくぐる(神社境内に立ち入る)のは50日祭(仏教の49日法要)を終え、心や身辺が落ち着いてからと言われております。【写真=建て御柱の様子】

御柱

山出し  綱置き場〜(約10km)〜木落とし〜(約2km)〜川越し
里曳き  御柱屋敷〜(約2.4km)〜本宮  御柱屋敷〜(1.4km)〜前宮


 

【木落し】観覧席

御柱祭 木落し坂 木落し公園

山出しの最大の見せ場である「木落し」

観覧場所が狭く見られないとの苦情が多く寄せられていた。そこで、上川の対岸河川敷に、観覧席の設置を決めた。
料金は4,200円で、オリジナル法被を作成し入場証明を兼ねる予定。
一回に約1,000席8本の御柱で8,000人を予定する。
(観覧席まではホテルから2分) 問い合わせは「上社御柱祭誘客促進協議会」0266-73-8550

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豆知識「木遣り」とは

木遣り

日本民謡の一種〈木遣歌〉の略で、本来は神社造営の神木などの建築用木材を大勢で運ぶ時の労作歌だが御柱祭で歌われる。
木遣りとは、木を曳くときに威勢よく歌われ、曳き手の気持を統一するような役割を果たしてきた。
非常に高い声で歌われるのは、木遣りの特徴です。
ちなみに、諏訪の木遣りは「歌う」ではなく「鳴く」といいます。
またこの木遣りは御柱祭だけでなく、諏訪地方の数々の祭でも歌われています。
よく知られたものに《江戸木遣り》がありまが、諏訪の木遣りとはかなり趣きが違います。

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おんべ

「おんべ」とは

柱祭で人々が手にしている、棒の先に房の付いたもの。
一種の御幣のことで、神が宿ると言われ、氏子や木遣り衆はこれを振って気勢をあげます。
房は、エゾマツやとトウヒをカンナで薄くスライスしたもので、頂点部分から垂らします。
一見ビニール製のように見えるが、実は職人の手による手作りの木製で、カラフルに着色されている。
木遣り衆の持つものは、房の上に諏訪大社の御札を備えた最も立派な大おんべで、その房数は250枚、長さは1.5メートルもあり、着色はされていない。
御柱の上に乗る若い衆のメドのりおんべは70p程、房だけのシンプルな形で、主に黄色や赤の単色に着色されたものを使う。
メドデコ(※)の上に、鈴なりになっている若い衆が、おんべを振っている姿が、実に美しく勇壮に見えるのが、上社の御柱の特徴だ。一般の曳き子は、60p程の三色に着色されたカラフルなおんべを持っている。

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メドデコ

※「メドデコ」とは

上社の御柱のみ有り、御柱の前後に角のように取り付ける棒のことで、人が乗って曳行される。
木の皮を剥き、足場となる縄を巻き結びなどで繋ぎ、更に上から玉縄で何重にも巻き補強してある。
メドデの天変は3階と同じくらいの高さになり、端(はな)に乗っている時は、追い掛け綱を指示し、傾きが悪くなれば(V字になっていない時)綱を絞ってもらい、左右に練る時の音頭を取る。
御柱に向かって右が男メド、左を女メドと呼び、命綱が結ばれている。

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 「上社・下社の違い」

諏訪大社上社御柱 諏訪大社下社御柱

上図のをご覧になればお判りの通り、上社(左)にはメドデコがあり下社(右)にはありません。
曳行時に赤土の所が多く左右に揺らし引き易くしたと言われております。
また上社は男神だから角が付くという見方もあります。
他の違いは、判りにくいかと思いますが、下社は先端の角を丸く削ります。
ドジョウ口と呼ばれ、メドの代わりとしてぬかるんだ道でもスムースに進むよう工夫されています。
曳綱には男綱と女綱があります。
上社山出しでは御柱に向かって右側が男綱、左が女綱です。里曳きは左右が入れ替わります。
下社は上社と正反対となり左が男綱、右が女綱となります。
柱の後ろに付けてある追いかけ綱を支柱に括り付け、坂から先端が出る長さを調整し、最後に斧で縄を断ち切り大勢の氏子を乗せたまま、御柱を落とす事を木落と言います。

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巨木8本・里へ下る…2010年・山出し(4/2〜4/4)…曳き子78,000人/観客431,000人≒51万人

八ヶ岳をバックに標高1,300mの綱置き場を里に向け出発
氏子果敢に晴れ姿・木落し前のパフォーマンス
観客で埋まった木落し坂(川向こうは赤法被の観覧席)
迫力満点・豪快に坂を下る木落し
氏子と観客…心は一つ・道路一杯になり曳行
度胸一番・山出し最後の難所…清めの川越し風景
乞ご期待…上海万博出品(マンションSunEcho)
屋上から次世代ハイビジョンカメラで木落しを撮影するNHK

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御柱祭に向けてGo

05/05 建て御柱軌跡

約1時間を掛けて天に向かって垂直に立ち上がるまでの軌跡を追った写真(定点撮影した写真の合成)。
上社の人出総計94万人が7年1度の大祭を楽しんだ。
05/04 御柱七五三巻

江戸時代からの綱巻きの技
【建て御柱が終わり柱に乗った氏子が綱を伝わって下りた後、下から綱を引くだけで、柱から縄が外れる仕組み】
長さ100mの縄を2本使い、7回巻いて5回ひねり反対側で3回ひねる伝統の技。
御柱は車地で建てるが、前四の豊平玉川は女性と子供を総動員し人力のみでフィナーレを飾った。連休好天で氏子6万6千人、観衆36万5千人の43万1千人。
05/04 御柱・冠落とし儀

建て御柱に先立ち、斧取りが御柱の先端を三角錐に落とす儀式。 建て御柱で先頭に乗る代表が白装束になって、神社境内の水眼の清流で御祓をし、8本を無事立てた。
里曳きでは奉納騎馬行列、太鼓演奏、演舞、長持ち、笠踊り、龍神の舞、はしご乗りなど多彩な催しが行われた。
風船飛ばし宝投げ、垂れ幕などのセレモニーで締めくくった。


05/01 第二幕・建て御柱
建て御柱 里曳き  
いよいよ後半の里曳きクライマックスが明日2日から始まり熱気に包まれる。
■建て御柱日程
5月2日前宮本宮境内迄曳行
5月3日[11:00前宮1][13:00前宮2][14:00前宮3][15:00前宮4]
5月4日[14:00本宮1][12:00本宮2][15:00本宮3]
10/04/19 大役終え御柱休め

前回建てた御柱の「御柱休め」が諏訪上社、本宮、前宮で行われた。
約2時間掛けて本一が地中から抜いて横にされると、見守った大勢の氏子や参拝客から拍手が沸き起こった。
「7年間ありがとう」の垂れ幕で御柱をねぎらい、木遣りと踊りを披露して花を添えた。6/20の「御柱休めの儀」でご神木は普通の木となる。
04/12 下社感動53万人

下社で最も太い周囲3.3mの秋宮1がフィナーレを飾り注連掛に曳き着けられた。
しめ縄を張り宮司が祝詞を上げ大総代らが玉ぐしを捧げ、無事に到着した事を奉告した。
3日間の人出は曳き子4万6千人、観客49万人、合計53万6千人であった。
ロシヤ国営TV、ドイツEPA通信など外国メディアが取材に訪れ珍しい祭を報じた。


10/04/05 奉告…注連掛祭

山出しの翌日に行われる注連掛祭が御柱屋敷で行われた。
神職や大総代らが御柱の前に参列し、宮司の祝詞奉上、玉ぐしお供えをし山出しが無事に終了した感謝をし、曳き着けを奉告した。
御柱8本が並ぶ荘厳な眺めは3日間の盛大さを改めて実感させられる。
03/30 木落し清め火祭り
木落し坂
木落し公園で清め火祭りが行われ、木遣り、ラッパ、太鼓が響いた。
坂の整備など奉仕活動をする木落し安全祈願祭実行委員会が主催し、茅野区若者など500人が集まり、刈り取った草やカヤで縦30m横25mの鳥居を描き、たいまつの火で無事を祈った。
03/29 開幕間際木造り

メデテコの差し込み口などを開ける木造りが安全祈願の神事を経て各地で行われる。
ドリルで穴を開け、チェーンソーで切り抜き、ノミで微調整をし、付け口にワイヤに麻布、荒縄を巻いた「わなぐり」を通す。
メドは柱の先から1.2mの部分に、80度の角度に取り付ける。写真の本二は樹齢246年、8本の中で最古木。


03/28 御神燈飾り付け

古来から祭の初日は子の神まで曳き、一夜を明かした由緒ある「諏訪大社上社御柱御旅所」その前の御柱街道に御神灯の「あんどん」としめ縄が飾り付けられた。
曳行中の御柱が必ず止まり、大社の神職からお清めを受ける大切な場所。伝統に従い幅3.7m高さ1.1mの台形の箱形で地上6.6mの高さに飾り付けた。
03/25 ロビーの御柱曳綱

フロントロビーに山出し用の曳き綱が展示してあります。
4/5以降は里曳き用を展示します。
03/22 曳行支える女衆

地域が一つとなり盛り上がる御柱祭は裏方となり支える女性達にとっても心意気の見せ所。
参加する家族の無事を願いリリアンのお守り袋を作ったり、大判振る舞いに備え「おもてなし隊」は、直ぐ出せる料理を研究したりと大忙し。


03/20 ご用材仮搬出

伐採されたご用材を重機を使って道路沿まで運び出す仮搬出作業に、北山、湖東、米沢の3地区の若者組で作る「三友会」の有志らが参加して8本を運び出した。>
衝撃を和らげ傷が付かないようにタイヤ付き特性ソリを活用し、ワイヤの代わりに強度ゴムバンドを使用した。
21日には曳行開始地点の綱置き場に運ばれる。
03/11 巨木と格闘5時間

本一は切り込み場所に硬い節があり芯に到達するまで5時間が掛かった。
本四も岩の多い沢の辺にあり木も傾斜して随所の難所で4時間を要した。
雪深い林の中にモミの巨木が倒れる度に木遣りや歓声が響いた。
8本の伐採が終わり尺取、枝払いが行われた。
03/11 伐採に響く木遣り
御柱伐採
ご用材伐採式が蓼科山国有林で曳行担当地区の大勢の氏子らが見守る中で安全に伐採された。
一帯は八ヶ岳中信高原国定公園内の為、入山は2,400人以内に限定された。
祝詞奏上に続いて、朱塗りの神斧を3度入れた後、地区の斧取衆も順に斧を入れ大ノコギリなどで行われた。


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03/09 伐採用具火入れ

御柱の伐採式を控え、山づくり役員や伐採奉仕会員らが参列し、安全祈願の火入れ神事が執り行われた。
祭壇には「諏訪大神」「御小屋大神」「金山彦命」の軸が掛けられ、宮司が祝詞を奏上し、火種からふいごの風で炭でおこした火に、8枚の御柱木札や薙鎌、朱塗りの神斧、ノコギリなど150本の道具をかざして清めた。
03/07 臨時列車運行
 
JRは特急あずさの「御柱祭号」と快速「いろどり御柱祭号」の2本を臨時運行する。
御柱祭号は新宿AM7:18発、4月3・4・10・11日/5月3・4・9・10日に運行する。
いろどり御柱祭号は新宿AM7:02発・茅野9:33着で4月3・4日に運行する。他に臨時普通列車も増発する予定。
03/01 各地で練習始まる
 
 本番に向け梃子、メド、引き綱など係毎に曳行時の動きを確認している。
練習用の模擬柱で曳行訓練に励んだ。
メドデコづくり
 
区民総出で区有林からナラの木を切り出し皮をむきメドを作る。


02/28 綱より根フジ集め
 
 原村では、曳き綱に伝統としてフジづるの根を使っている。
太さ1p程の根フジを1世帯18m集めるという。
地上に伸びたツルに比べ、水分を含んだ根フジは丈夫。
山林で樹木に絡みつくツルを目安に付近にある根を掘り起こす。綱撚りまで公民館で水に浸し管理する。元綱は直径25p、中綱20p、先綱15pの太さに根フジだけで綱を作る。
02/15 担当決定抽籤式

抽籤式では3回のくじを引く。
先ず本宮参集殿で昇殿順を決め、幣拝殿で月次祭に続き、宮司の祝詞8人の総代全員の玉串奉奠で本抽選を行う。
雪の中1,500人が参列した。柱の大きさに見合った曳き綱の縄打ちや3月11日の伐採に向け準備が本格化する。


01/29 木落し川越し時刻
 
観覧者に配慮し時間厳守する。
01/24 木遣り日本一審査
 
第10回記念「木遣り日本一コンクール」が茅野市民館マルチホールで開かれた。
日々練習を重ねた木遣り衆の技術と情熱。
ステージから持ち前の張りのある素晴らしい声で木遣りを響かせると、一足早く御柱祭の熱気が会場を包んだ。
大人の部109人、子供の部51人計160名が出場した。
予選通過は41人で入賞者20人、内女性が12人と半数以上を占めた。
01/03 抽選祈願始まる
 
御柱祭の曳航担当を決める抽選式を来月15日に控え、抽選祈願が始まった。
良い柱を当てたいと願いを込めて、拝殿と斎庭で祈祷を受ける正式参拝に望んだ。
豊平.玉川は360人、原.泉野は150人が祈願した。同2地区は2月14日まで毎日祈祷祈願に訪れる。


12/23 西宝殿・地鎮祭

来年に建て替えられるは西宝殿の地鎮祭が行われた。
工事は年明けから本格的に始まり、5月20日頃までに完成し6月15日には遷座祭を行う予定。
神明造の様式を備えた3間四方の建物で、屋根を支える側面の破風板の先端が飛び出し、天に向かって千木が伸びるのが特徴。
かやぶき屋根の頂上部は鰹木で補強される。
12/20 大願成就旗・新調
 
豊平、玉川地区では正月から本宮参拝に掲げる大願成就旗と村旗を新調した。
各地区では来年から始まる本格的な御柱準備や日程調整などに慌ただしくなってきた。
大総代や頭郷総代、氏子らが当番を割り振って、年明けから抽選式前日まで「立派な御柱が担当出来ますように…」と本宮を毎日欠かさず参拝する。
12/08 木遣り奉納

黄色の法被に「おんべ」を手にした、茅野市木遣り保存会会員が上社本宮を参拝に訪れた。
参列し神事の後、齋庭(ゆにわ)に並び「諏訪の神様お願いだー」と木遣りを奉納した。
各地で木遣りコンクールも盛んに行われている。


12/07 大しめ縄飾り付け

諏訪大社注連縄奉献会は22mのしめ縄を本宮の階橋(きざはし)鳥居や前宮鳥居に飾り付けた。
下社では、神楽殿に直径70p重さ1dの大しめ縄を飾った。
11/26 御柱検定試験

諏訪地方観光連盟が主催する御柱検定の合格を目指す受験生が29日の検定試験(100問出題)に向けて猛勉強をしている。
すわ!おもてなしの輪広げ隊が、御柱祭のご案内をするボランティアに「冠落としとは何?」「上社と下社の木落坂の最大斜度は?」などクイズ形式で助言、講義した。
11/25 大祭りムード

 JR茅野駅に綱がPR用に展示された。大きく巻き上げられた綱は迫力満点で、大祭へのムードを盛り上げている。 上原区の氏子が長さ21m、直径20cmの見事な縄を2本打った。1本は市役所に展示後12月23日から新駅に飾られる。

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11/22 上社伐採準備

御柱用材の伐採準備作業が、蓼科国有林に90人が集まり3班に分かれて行われた。
山づくり、伐採奉仕会、斧取担当者らが諏訪大社大総代達の立ち会いの下で、足場の設置や支障木の伐採など慎重に進めた。
地形や伐採方向の確認をしながら段取りを確かめた。
11/22 下社搬出終了

下社・山出しの曳き出し点となる棚木場に、巨木8本が勢揃いし壮観な姿を見せている。
伐採場所からは、200mの高低差や狭い道路、鋭利なカーブを克服して林道まで下ろして運び、泥や雪を落とし、御柱用材の搬出作業が終了した。
27日には安置清払いを行い同所で来春を待つ。
07/10 木落し公園
木落坂 木落公園
上社御柱祭の「山出し」で最大の見せ場となる「木落し」の晴れ舞台。
木落し公園の造成工事が終わり、フェンス、あずまや、トイレの建設、植栽などが始まる。
市街地や諏訪湖を望める丘陵地、市民の憩いの場として、夏は芝生遊び、冬はそり遊び、展望広場や休憩所も設け、子供からお年寄りまで楽しめる公園となる。


06/20 上社8本決まる

上社の御用材を選ぶ本見立てが緑豊かな蓼科山国有林で19日に行われた。
平日にもかかわらず色とりどりの法被を着た大総代、山作り、氏子等約900人が参加し8本を決定した。
伐採は来年3月。御柱祭の顔となるご神木に決定したモミの大木に「しめ縄」を掛け、祝詞が読み上げられると一斉に低頭し厳かな雰囲気となった。
06/20神器[薙鎌]
山々の神々に感謝し諏訪大社の大神に畏敬の念を表し、宮司が邪悪な汚れを清める薙鎌を打ち込み、木やり衆が次々と歌を響かせた。
写真は打込みの様子
05/12 神器[薙鎌]製作

上社御用材の本見立てを控え薙鎌の会
が用材に打ち込む薙鎌の製作に励んでいる。
御柱祭に不可欠な神器とあって信州の名工ら150年以上の歴史と技術を受け継ぐ[山田金山講]の職人も真剣そのもの。
鳥の頭を模した形で長さ約31cm、荒削り、焼き入れ、焼き戻し、狂い取り、銑がけ、もろてがけ、研ぎ、調整、研磨工程を経て銘を刻み完成する。


05/05 御柱用材伐採

静寂で自然豊かな奥山に、氏子850名の歓声と木遣りがコダマした。
斧立社で道具清めをし、神職が祝詞を上げ斧入れの儀、杣山祭を経て、春宮と秋宮の用材8本を伐採、鳥総立て神事を行った。
周囲3.3m樹齢166年の巨木を古式に則りチェーンソーを使わず斧しノコギリのみで伐採した。
04/26 模擬木で練習

御柱祭に向けて模擬木を利用し、御柱の操作を練習した。
木作りには斧方メデテコの先端と差し込み口の大きさを調整し、若者衆は力を合わせメデテコを動かし差し込んだ。
本番で最高の力を出すよう練習を繰り返す。
02/23 奉仕会総会

諏訪大社御柱祭の神事に携わる、御柱用材伐採奉仕会の定期総会が開かれた。
来年に迫った伐採本番に向けて練習会日程やモミの幼木の育成活動に取り組むなど事業内容を決めた。
今年は本番と同時期の3月の極寒に冬期練習会を、11月には秋期伐採練習会を、8月には幼木の保護、ササ刈り作業など行う。


12/05 祭り日程決定
  大祭期間 4/1〜6/15
上社 下社
山出し 4/2 (金)
4/3 (土)
4/4 (日)
4/ 9(金)
4/10(土)
4/11(日)
里曳き 5/2 (日)
5/3 (祝)
5/4 (祝)
5/ 8(土)
5/ 9(日)
5/10(月)
伐採 3/11(木) 5/3(日)
宝殿
遷座祭
6/15(月) 5/7(金)
 諏訪信仰の原点…御柱の原点
神様と人間が和を持って楽しむ祭り
09/20 上社仮見立て

諏訪大社上社の本宮と前宮に曳き建てられる御柱用材の仮見立てが蓼科山国有林内で行われた。
八ヶ岳中信国定公園は保安林で環境保全地区のため、入山規制をし900名が参加。
目通り3.25mの本宮一を始め候補8本を規制の中厳粛に選定した。
07/21 木落坂.地鎮祭

茅野市、諏訪大社、大総代、市議会、地元関係者が参列して、安全祈願の地鎮祭が上社御柱木落しで行われた。
急傾斜の長さが現在の16mから32mに伸びて、その先はなだらかな傾斜が続く。坂の周辺は公園として一面芝生となる。
駐車場や休憩所、用水路なども整備され、次回の御柱祭からは、華麗で勇壮な木落しが楽しめる。


05/11 御柱祭前奏曲

諏訪大社下社の御柱用材を選ぶ本見立てが、東俣国有林で行われ山中に木遣りが響いた。
大社、大総代、氏子ら800人が参加し萩倉の斧立社(よきたて)で参拝し安全を祈願、小雪混じりの冷たい雨の中、高低差100m、左右2kmの範囲で選定し、木札としめ縄を掛けた。
秋宮一は目通り周囲3.3m、春宮一は3.03mの御用材を決定した。来年夏に伐採し棚木場に安置される。
04/28 木落し公園木遣り

茅野市木遣保存会は「お礼木遣り」を上社木落坂上で行った。
過去の御柱祭を懐かしみながら、何回も謡わせて頂いた感謝を込めて自慢のノドを披露した。
一帯5千uは4億5千万円を掛けて展望広場や東屋トイレを設置し、都市計画公園として整備される。
勾配50%の木落坂ほか80mの斜面のある木落し公園となる。
03/16 木遣り初練習

茅野市木遣保存会は茅野駅前ベルビアの電脳広場ベレックで、お揃いの法被を羽織り、節回しや声の出し方の確認をしながら、今年の初練習をした。
御柱は木遣りで進む、まさに御柱祭の花形であるが、高齢化しているので若い世代の加入を呼び掛けている。
毎月第3土曜日の午後6時30分から練習をする。


03/10 用材伐採練習

諏訪大社上社御柱用材伐採奉仕会が、雪深い区有林で伐採訓練をした。
チェーンソーを使わず、斧(よき)を斜め上から角度をつけて削ったり、立て膝で"のこぎり"を水平に動かし切断する伝統技術を経験者が若手に伝授した。
今年は御柱の仮見立ての年、諏訪大社社有林の御小屋山から調達する。
新聞報道:長野日報社

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